結婚写真には｢こうしないといけない｣
という決まりはありません。
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思い描くかたちは人それぞれ。
目的地を決めて、
地図を片手にわくわくしながら旅をするように、
結婚写真を撮ることを
自由に楽しんで欲しいと思うんです。
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昨年夏。
いつもお世話になっている
フォトグラファーの近藤奈央さんから
メッセージを頂いたんです。
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近藤奈央さんはフォトグラファーとして活動をされる傍ら、
フォトレッスンの講師としても活躍されています。
またご自身のBlog、曲げわっぱな日々はとても人気。
現在は地元の神山の杉を使って
曲げわっぱ作りにも挑戦されています。
｢フォトウェディングをご希望のお二人が
いらっしゃるのですが、
瀬部さんご協力いただけませんでしょうか？｣
数日後、神山にある奈央さんのスタジオにてお顔合わせ。
きりりとした表情に落ち着いた印象のRyousukeさん。
キュートな笑顔がいつも魅力的なKanaさん。
学生のころからのお付き合いのお二人。
Ryousukeさんのお仕事をきっかけに、
神山に移り住むことを決めたそう。
遠く離れて暮らす家族や親戚、友人たちを招き、
豪華な結婚式を挙げて大ごとにはしたくない。
でも自分たちらしく、
結婚の節目の瞬間を記録に残したい。
そんな想いのなかご依頼をいただきました。
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普段から旅行やフェス、ライブなど
楽しいことが大好きなお二人。
お話をお伺いするなかで、
お二人が結婚写真に掲げたテーマは
｢バナナマンのライブポスターのような結婚写真｣
お笑い芸人のバナナマン。
ライブのポスターは日村さんと設楽さんが
向き合って思いきり笑い合っていたり、
カフェのソファーに腰かけてお茶していたり、
日常のなかによくある何気ないシーンの写真。
お二人が思い描いたのは
｢結婚写真｣だからといって
背伸びをした普段の自分たちとかけ離れない。
型にはまらず自由な発想で、思い思いの姿でいられること。
｢特別な写真｣だからこそ、
自分たちが心から楽しんで
その瞬間をかたちに残す、ということ。
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どんな場所で？
何を着て？
どんな風に？
それぞれにこだわりを持って準備を進められたお二人。
旅行に行く前に地図を広げて、
どこで何を見る？誰に会いに行こう？何を食べる？
なんて話しているかのように、
お打ち合わせでは私も一緒にわくわくしながら
ご準備を進めさせていただきました。
撮影場所は、
お二人がこれから暮らしていくことを決めた神山。
毎日生活を送るなかでその場所を通りがかる度に、
結婚写真を撮った日のことを思い出せるように。
衣装にもこだわりを持ってお探しになったお二人。
私も同行させて頂き、ときには徳島を飛び出し、
関西までも何度も足を運びました。
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むかえた当日は、さわやかな秋晴れの広がる一日。
1カット目はカメラマンの近藤奈央さんのスタジオ。
お支度も写真館にて。
耳元にはKanaさんのお母様の大切な
パールのイヤリングとネックレス。
テーブルコーディネートは奈央さんより。
真っしろな壁を背に特別な姿のお二人。
クラシカルな結婚写真の雰囲気を大切に、
ちょっぴり背筋の伸びるような、
緊張した面持ちで撮影がスタート。
1着目のウエディングドレスとタキシードはポエティカ
フローリストはグノシエンヌ、
ヘアメイクはHA HA HAIR
ふとした瞬間に肩の力が抜けて・・・
2カット目は神山にある大粟神社。
写真を見れば神山の方なら誰もが
「あ、あそこだ。」となるくらい
親しみのある場所。
心地よい木々や木漏れ日につつまれて。
3カット目は神山のYusan Pizzaにて。
山間にたたずむ小さな山小屋で営んでいるピザ屋さん。
引っ越していらしたとき、お二人でも行かれたそうです。
木のあたたかみのある店内でビールで乾杯！
まるでこの日の打ち上げをしているかのような、
リラックスした雰囲気。
この日オーナーである塩田さんご夫妻のご好意で
スペシャルピザをご用意下さいました。
そしてケーキカットならぬピザカットも♪
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結婚写真を撮る一日は長い人生のなかで
ほんの一瞬のことかもしれません。
いつか2人でその写真を見返したときに
その一日のこと、その瞬間の気持ちを
思い出すことができる写真であること。
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思い描くかたちは人それぞれ。
誰かに言葉で伝えるのは
気恥ずかしかったり、
どんな言葉で表現すれば良いか分からなかったりしますよね。
｢あんなこと出来たらいいのになぁ。｣という
心のなかでひそかに思うことも、
型にはまらないイメージも、
何でもお聞かせ下さい。
ご一緒にかたちにしていきましょう。
お気軽にお問い合わせくださいね。
Beaucoup de Bonheur 瀬部
