わたしのこと

いつも私はお打ち合わせで、

お客様とたくさんお話をさせて頂くようにしています。

 

結婚式のことだけじゃなく、

お二人の好きなものやご家族のこと、ご友人のこと。

どんなお二人なのか、何を思い、

何を大切にされているのか、など・・・

 

当日を創りあげるにあたり、

「二人らしい」ってどういうことなのか、

一番近くで当日までをサポートさせて頂くのだから

お二人のことをたくさん教えてほしいんです。

 

 

 

それから、私のことも

たくさんお話しするようにしています。

 

大事な一日を任せるのに、

そのプランナーのことがよく分からないと

不安になりますよね。

 

 

 

今日は少しだけ私のことを

書いてみたいと思います。

 

 

 

私がウェディングに携わる仕事がしたい、

と思ったきっかけは、

とある街で遭遇した結婚式でした。

 

まだ私が大学生だったころ、

休暇を利用しカナダのモントリオール

という街を旅しました。

 

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10月の後半ということもあり、

大きなメープルの木が色づき始めるころ。

 

 

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かつてモントリオールの街は

16世紀よりフランス領だったこともあり、

今もなお残る洗練された建物と

近代建築が軒をつらねる。

 

そこはまるでヨーロッパのような町並み。

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(途中迷子になったり、

街なかで酔っ払いに絡まれるハプニングがありましたが・・・)

 

 

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景色を楽しみながら街を歩いていると、

ひと組の新郎新婦が結婚式を挙げていたのです。

 

花嫁は気品あるクラシカルな

ロングスリーブのウェディングドレスに

レースの長いマリアヴェール。

 

手元には白とグリーンの

清楚でナチュラルなクラッチブーケ。

隣には優しく微笑む新郎が

そっと寄り添っていました。

 

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幸せそうな二人につい見とれていると、

私をみた新婦が「おいでおいで」と、

手招きをしてくれたんです。

 

 

ゲストは皆ドレスアップしたなか、

そのときの私はとてもではありませんが、

結婚式やパーティーに参加できるような

服装ではありませんでした。

 

(○ニクロさんのパーカーにスニーカー、

そして背中にはリュックサック。)

 

みんなこころよく迎えてくれ、

一緒に写真を撮ってくれたんです。

 

 

街ゆく人すべてを巻き込み、

その場にいる皆が祝福をする。

 

そして何よりも新郎新婦の二人が

気どらず、飾りたてず、

普段の二人らしく、

心から楽しむ姿は本当に幸せそうでした。

 

 

それからというもの、

その日のことが頭から離れませんでした。

 

 

 

日本で何度か参列した結婚式。

新郎新婦はとてもよく知っている二人なのに、

なぜだか遠い存在に感じることがありました。

 

 

いつも決まった流れの披露宴。

 

 

 

もっと普段はこうなのに・・・

 

もっとこんな素敵なところがある人なのに・・・

 

 

そんなことを思いながら、

挙式に参列していました。

 

 

どの新郎新婦にも当日を迎えるまでに

いろいろな物語があって、

その一日に込める想いも

それぞれにあるでしょう。

 

想いはかたちにしなければ

伝わりません。

 

大切な人に伝えたい想いを

二人らしくかたちにして欲しい。

一生に一度の特別な日だからこそ。

 

結婚式にはたくさんの幸せや楽しさ、

喜びがぎゅっと詰まっています。

そのすばらしさを知って欲しい。

 

 

そんな想いで

Beaucoup de Bonheurをたちあげました。

 

 

Beaucoup de Bonheur 瀬部